老舗から人気急上昇中まで！イタリアのおすすめコスメブランド
今旬なイタリアのコスメブランド紹介
この記事の内容（もくじ）
イタリアと言えばGUCCIやDOLCE & GABBANAを代表としたラグジュアリーファッションブランドの中心のイメージがあるのは当然のこと。今イタリアは化粧品の輸出を年々着実に伸ばしているコスメティック業界の注目国であるのをご存じでしたか？
この記事ではイタリアの最先端コスメ事情と老舗から今人気急上昇中のおすすめブランドまで紹介したいと思います。
ヨーロッパのコスメ業界を牽引するイタリア
今や化粧品産業はイタリア国内にとっても主力の産業に成長し、ヨーロッパの中でも主要な位置を占め、化粧品の世界的見本市を開催するなど今やイタリアは世界のコスメの情報発信地になっています。
国内の需要の伸びだけでなく、輸出にも力を入れるイタリア。この10年で着実に輸出を伸ばしています。
イタリアの化粧品輸出額推移
出所：イタリア国家統計局（ISTAT）
さらに日本と同じように世界的な新型コロナウイルスの影響でイタリアも日常的なマスクの着用や外出の機会が減ったことで、家でのセルフケアの需要が高まりました。特にイタリア国内の高齢化がここ数年顕著であり、アンチエイジング関連の化粧品やヘアケア製品の需要が伸びたこと。アンチエイジング製品が多く開発され世界から注目を集めています。
イタリアの注目コスメブランド
創業800年の歴史 サンタ・マリア・ノヴェッラ
イタリアの中世の街並みが今も残る古都フィレンツェにある世界最古の薬局として始まったサンタ・マリア・ノヴェッラ。なんとヨーロッパの歴史を語るのに欠かせないナポレオンやメディチ家など王侯貴族たちが愛用していたブランドです。
代表的なのは「香りの芸術」とも呼ばれるフレグランスライン。その他基礎化粧品やボディケア製品まで幅広く展開しています。 中でもアンティークレシピとして800年たった今でも変わらないレシピの製品を購入できるアイテムもあります。
パッケージデザインも歴史を感じる高貴なイメージがご褒美コスメとして人気を集めています。日本でもオンラインで公式ストアがありますので、気になる方はぜひ覗いてみてください。
参考：JETRO日本貿易振興機構 イタリアの化粧品市場（前編）パケ買い女子も多いDOLCE & GABBANA BEAUTY
デパコス好きにはたまらない発色豊かなリップラインが人気を集めるDOLCE & GABBANA BEAUTYはシチリア発祥の伝統ラグジュアリーブランドの地中海スピリットと革新さを組み合わせ、シーズンごとにアート性も高い限定アイテムも展開。パッケージのオシャレさも人気を支えています。
プロフェッショナルの声から生まれたヘアケアeLGON
エイジングケア特許成分やサスティナブルコスメとして支持を集めるヘアケアブランドeLGON（エルゴン）。イタリア女性の髪と言えば、艶やかで流れるようなセクシーな髪をなびかせているイメージを抱いている方も多いのでは？イタリアでは昔から「頭皮を洗いすぎると必要な油分まで落ちてしまう」「自分の髪質を知り、髪は自分で育てる」という考え方が根付いているようで、ヘアケア製品に対する考え方の意識レベルが日本と異なるようです。
そんなイタリアのヘアケア業界を支えるのがeLGON。ミラノコレクションやプロフェッショナルサロンなどのプロユース発信のブランドとして50年の歴史を持ち、今や世界93カ国に展開しています。全商品がイタリア国内製で、イマジェアラインではサスティナブルなヘアケアとして、水を含む９０％以上の成分をフェアトレードを含む天然由来成分を使用するなど、今最も厳しいサスティナブル認証を得た製品も主力に販売しています。
注目！白髪ケアのための独自特許成分配合
GHアンチグレイパーフェクトセット
エイジングや白髪でお悩みの方に注目の新成分GREYVERSEと、エルゴン独自のエイジングケア成分REDOXINAを配合したシャンプー・ローション＆最適なトリートメントのセット。
人気急上昇中！KIKO MILANO
今最も人気を集めるKIKO MILANO（キコ ミラノ）はブランド名の通りミラノで1997年に生まれました。GUCCIやNIKEなどの有名ブランドのイタリア国内販売を手掛けるグループによって設立され、カラフルで独創的な製品ラインナップがお手頃価格で入手できることも人気を支えています。KIKO MILANOの製品は全てイタリア国内で作られ、その高い品質もヨーロッパ各国の愛用者を増やす理由になっています。
残念ながら日本未上陸ですが、輸入代行サイトからは購入可能です。
香り文化をエアーデザインにMillefiori（ミッレフィオーリ）
イタリアの歴史は「香り」と切り離せないものでした。その昔イタリアのキリスト教修道院ではハーブを薬として使い、その後香水として研究が進められました。そこからヨーロッパ中に香水が普及した背景があり、イタリア人の生活において「香り」がとても重要な要素であったのです。
Millefiori（ミッレフィオーリ）は1994年に香りによる「エアーデザイン」をコンセプトにミラノで創設され、ルームフレグランスやカーフレグランス、ヘアやボディケアに至るまで、生活のあらゆるシーンで香りを提案するブランドです。
この記事のまとめ
ファッションの中心地であるイメージの強いイタリアは今やヨーロッパのコスメ業界を牽引するまでに成長しました。エイジングケアやエシカルに対する意識が高い国民性もあり、世界で認められる質の高い製品が多く、愛用者を確実に増やしています。まだ日本では入手しにくいブランドもありますが、今後数年間で上陸してくれることに期待したいですよね。
eLGON HAIR CARE COLUMN
